介護認定について調べてみました

義母について

夫の母はもうしばらく施設に入っています。夫の母はなんというか素直な人でしたので、一人で生活できないことも理解し、施設に入ることにも抵抗することなくスムーズに済んだようです。

介護認定について

厚生労働省のホームページには、介護認定についてこのように記載しています。

(引用開始)

要介護認定に係る制度の概要

1 要介護認定とは

○ 介護保険制度では、寝たきりや認知症等で常時介護を必要とする状態(要介護状態)になった場合や、家事や身支度等の日常生活に支援が必要であり、特に介護予防サービスが効果的な状態(要支援状態)になった場合に、介護サービスを受けることができる。

○ この要介護状態や要支援状態にあるかどうか、その中でどの程度かの判定を行うのが要介護認定(要支援認定を含む。以下同じ)であり、保険者である市町村に設置される介護認定審査会において判定される。

○ 要介護認定は介護サービスの給付額に結びつくことから、その基準については全国一律に客観的に定める。

2 要介護認定の流れ

○ 市町村の認定調査員(指定居宅介護支援事業者等に委託可能)による心身の状況調査(認定調査)及び主治医意見書に基づくコンピュータ判定(一次判定)を行う。

○ 保健・医療・福祉の学識経験者により構成される介護認定審査会により、一次判定結果、主治医意見書等に基づき審査判定(二次判定)を行う。

(引用終了)

では、要介護認定はどのように行われるのか?

厚生労働省によると、下記のような説明が記載されています。いまいちよくわかりませんが、

2段階で介護レベルが認定されるようです。

一次判定はコンピューターによるものでその名も「1分間タイムスタディ・データ」。どれほどの手間がかかるのかを審査するもの。

二次判定は、保険医療福祉の学識経験者5名程度で構成される介護認定審査会で審査が行われるようです。

その1:介護の手間に係る審査判定

1. 要介護認定は、介護サービスの必要度(どれ位、介護のサービスを行う必要があるか)を判断するものです。従って、その方の病気の重さと要介護度の高さとが必ずしも一致しない場合があります。

  • [例]認知症の進行に伴って、問題行動がおこることがあります。例えば、アルツハイマー型の認知症の方で、身体の状況が比較的良好であった場合、徘徊をはじめとする問題行動のために介護に要する手間が非常に多くかかることがあります。しかし、身体的な問題が発生して寝たきりである方に認知症の症状が加わった場合、病状としては進行していますが、徘徊等の問題行動は発生しないため、介護の総量としては大きく増えないことが考えられます。

2. 介護サービスの必要度(どれ位、介護サービスを行う必要があるか)の判定は、客観的で公平な判定を行うため、コンピュータによる一次判定と、それを原案として保健医療福祉の学識経験者が行う二次判定の二段階で行います。

3. コンピュータによる一次判定は、その方の認定調査の結果を基に、約3,500人に対し行った「1分間タイムスタディ・データ」から推計します。

 要介護度判定は「どれ位、介護サービスを行う必要があるか」を判断するものですから、これを正確に行うために介護老人福祉施設や介護療養型医療施設等の施設に入所・入院されている3,500人の高齢者について、48時間にわたり、どのような介護サービス(お世話)がどれ位の時間にわたって行われたかを調べました(この結果を「1分間タイムスタディ・データ」と呼んでいます。)。

4.(1) 一次判定のコンピュータシステムは、認定調査の項目等ごとに選択肢を設け、調査結果に従い、それぞれの高齢者を分類してゆき、「1分間タイムスタディ・データ」の中からその心身の状況が最も近い高齢者のデータを探しだして、そのデータから要介護認定等基準時間を推計するシステムです。この方法は樹形モデルと呼ばれるものです。

(2) 推計は、5分野(直接生活介助、間接生活介助、BPSD関連行為、機能訓練関連行為、医療関連行為)について、要介護認定等基準時間を算出し、その時間と認知症加算の合計を基に要支援1~要介護5に判定されます。

要支援1 要介護認定等基準時間が25分以上32分未満又はこれに相当すると認められる状態
要支援2
要介護1
要介護認定等基準時間が32分以上50分未満又はこれに相当すると認められる状態
要介護2 要介護認定等基準時間が50分以上70分未満又はこれに相当すると認められる状態
要介護3 要介護認定等基準時間が70分以上90分未満又はこれに相当すると認められる状態
要介護4 要介護認定等基準時間が90分以上110分未満又はこれに相当すると認められる状態
要介護5 要介護認定等基準時間が110分以上又はこれに相当すると認められる状態

○ 要介護認定の一次判定は、要介護認定等基準時間に基づいて行いますが、これは1分間タイムスタディという特別な方法による時間であり、実際に家庭で行われる介護時間とは異なります。
○ この要介護認定等基準時間は、あくまでも介護の必要性を量る「ものさし」であり、直接、訪問介護・訪問看護等の在宅で受けられる介護サービスの合計時間と連動するわけではありません。

その2:状態の維持・改善可能性に係る審査判定

1.予防給付対象者選定の考え方

予防給付対象者の選定は、要介護認定の枠組みの中で、介護の手間に係る審査に加え、高齢者の「状態の維持・改善可能性」の観点を踏まえた明確な基準に基づく審査・判定を通じて行う。

2.予防給付対象者選定手法

予防給付の対象は、「要支援1」の者すべてに加え、「要介護認定基準時間が32分以上50分未満に相当する者」に該当する者のうち、心身の状態が安定していない者や認知症等により予防給付等の利用に係る適切な理解が困難な者を除いた者とする。

予防給付等の適切な利用が見込まれない状態像は、以下のように考えられる。
(1) 疾病や外傷等により、心身の状態が安定せず、短期間で要介護状態等の再評価が必要な状態

  • その他 脳卒中や心疾患、外傷等の急性期や慢性疾患の急性増悪期で不安定な状態にあり、医療系サービス等の利用を優先すべきもの
  • その他 末期の悪性腫瘍や進行性疾患(神経難病等)により、急速に状態の不可逆的な悪化が見込まれるもの 等

 これらの状態の判断は、運動器の機能向上のためのサービス等、個別サービスの利用の適格性に着目して行うのではなく、要介護状態が変動し易いため予防給付等そのものの利用が困難な事例が該当すると考えられる。

(2) 認知機能や思考・感情等の障害により、十分な説明を行ってもなお、予防給付等の利用に係る適切な理解が困難である状態

  • その他 「認知症高齢者の日常生活自立度」が概ねII以上の者であって、一定の介護が必要な程度の認知症があるもの。

その他 その他の精神神経疾患の症状の程度や病態により、予防給付等の利用に係る適切な理解が困難であると認められるもの

1分間タイムスタディ・データ????

1分間タイムスタディ・データについて、このような説明を見つけました。

どれくらい介護サービスが必要であるかを判定する際に、介護に要する時間を検討するために使われる判断データのこと。 一時判定において、特別養護老人ホームや老人保健施設などの施設に入所している400人の高齢者が48時間にわたってどのような介護サービスがどれくらいの時間行われたかを調べて得られたデータで、介護の手間を分になおしたもの。介護に要する時間を検討する材料として使われる。つまり、「1分間タイムスタディ・データ」の中から、心身の状況が最も近い人を探し出し、そのデータから要介護認定時間を推測して、要介護度を判定するというもの。

出典:わかるかいご

厚生労働省のサイトには3500人と記載してあり、一方こちらのサイトでは400人・・・。3500人は400人の約9倍の人数になりますが一体どういうことなのでしょうか・・・。400人は少なすぎると思いますが。3500人が多いか妥当かはわかりませんが、データベースを作るなら多いに越したことはないのではと思います。要はこの1分間タイムスタディ・データは、同じようなケース・モデルを探す、ということですよね。

なお、名前の1分間は介護を1分間刻みで調べたから、だそうです。

参考サイト:http://www.silver-news.com/careman/0902-1.pdf

介護認定審査会????

二次判定が行われる介護認定審査会とは、誰で構成されているのか?こちらのサイトでは厚生労働省よりももう少し詳しく丁寧に説明がありました。

介護認定審査会とは、市町村の附属機関として設置され、要介護者等の保健、医療、福祉に関する学識経験者によって構成される合議体です。複数の市町村が共同で設置することも可能です。

委員は市町村長が任命する非常勤の特別職の地方公務員であり、任期は2年で、再任も可能です。委員には守秘義務が課せられます。

介護認定審査会委員の構成や議決方法は、以下のようになっています。

  1. 委員の互選により長をおく。
  2. 委員の定数は5人を標準として、市町村が条令で定める数とする。
  3. 委員の過半数が出席しなければ、審議の開催や議決はできない。
  4. 議事は出席した委員の過半数をもって決し、可否同数の場合は長が決する

介護認定審査会の役割

介護認定審査会とは、認定審査委員会のメンバーが話し合って審査を行います。認定審査委員会のメンバーは、医療として医師や歯科医師・薬剤師、保健として看護師や保健師・歯科衛生士、福祉として介護福祉士や社会福祉士・介護支援専門員などの実務経験者が、市町村や関係団体からの推薦によって市町村長から任命されます。認定審査委員会が、認定調査(リンク1参照)に基づいた全国共通のコンピュータによる「一次判定結果」と「主治医意見書」(リンク2参照)をもとに申請者の要介護度を公平かつ公正に審査・判定します。

出典:健康長寿ネット

 

 

今日は少し介護認定について調べてみました。わかったようなわからないような・・。実際のところはきっと全然違うのでしょうが、いろいろなサイトでたくさん説明がされていて世のブロガーさんたちはすごいなあと思いました。